
50代で長年続けてきた社員という働き方を辞めました。
今振り返ってみても、社員を辞めてよかったと思っています。
一番大きかったのは、収入でも時間でもなく、仕事の責任から解放され、気持ちが軽くなったことです。
ただ、社員を辞めたことに後悔はなくても、辞める前に準備しておけばよかったと思うことはあります。
今日は、そんな私の実体験をお話ししたいと思います。
休日なのに仕事から離れられなかった
社員として働いていた頃、休日でも会社から電話がかかってくることがしょっちゅうありました。
アルバイトが約50人に対して、社員はたった2人。
シフトのこと、職場の問題、クレーム対応。
休みの日でも、何かあれば連絡が入ります。
忘れられないのは、東京ディズニーランドへ旅行に行ったときのことです。
せっかくの旅行中なのに、職場で起きたクレームに対して謝罪の電話をかけたことがありました。
楽しいはずの時間なのに、頭の中は仕事のこと。
休日でも、気持ちはまったく休まりませんでした。
休みはあっても、心が休まる日はなかった。
今思えば、そんな毎日だったように感じます。
社員を辞めて一番よかったこと
社員を辞めてパートになった今、一番大きく変わったのは休日の過ごし方です。
もう、会社から電話がかかってくることを心配しなくていい。
仕事が終われば、その日の仕事は終わり。
休日まで職場の責任を背負う必要がなくなりました。
もちろん、今の仕事にも責任はあります。
でも、社員だった頃のように、休日までシフトやクレームのことを考え続けることはありません。
この気持ちの軽さは、社員時代の私にはなかったものです。
収入への不安は今もある
一方で、収入のことは今でも不安です。
社員時代とは違い、パートは働いた分しか収入になりません。
長期休暇がある月は、収入が減ることもあります。
そのため、今は複数のパートや副業を組み合わせて働いています。
タイミーで経験した仕事が、その後の直接雇用につながったこともありました。
そうして働き方を工夫することで、現在は社員時代と同じくらいの手取りを維持できています。
ただ、それは複数の仕事を掛け持ちしているからこそ。
年齢を重ねていく中で、いつまで今と同じように働けるのだろうという不安はあります。
後悔しているのは、辞める準備をしなかったこと
実は、社員を辞める2年ほど前から、ずっと辞めたいと思っていました。
「もう辞めたい」
何度もそう思いながら、それでも毎日仕事へ行っていました。
ところが、その2年間、辞めるための準備はほとんどしていませんでした。
生活防衛費を貯めることも、次の働き方を具体的に考えることもできていなかったのです。
そして、ある出来事をきっかけに、突然仕事を辞めることになりました。
十分な蓄えがないまま始まった新しい生活。
収入への不安が大きかったのは当然でした。
社員を辞めたことは後悔していません。でも、辞める準備をしなかったことは後悔しています。
もしあの2年間に少しずつでも準備をしていたら、もっと安心して次の一歩を踏み出せたのかもしれません。
50代、これからの働き方を探している
ただ、あの出来事がなければ、今でも「辞めたい」と思いながら、同じ毎日を過ごしていたかもしれません。
辞めたからには、前に進むしかありません。
今はパートで働きながら、ブログやYouTubeにも挑戦しています。
正直なところ、いつかはブログやYouTubeで生活できるだけの収入を得て、複数の仕事を掛け持ちしなくても暮らせるようになりたい。
それが今の私の本音です。
もちろん、簡単に実現できるとは思っていません。
それでも、これからの老後を考えると、体を使って働く時間を増やすだけではない収入の作り方を見つけたいのです。
社員を辞めたことで、ようやく自分のこれからの人生について考え、行動するようになりました。
50代で働き方を変えることには、不安もあります。
でも、収入の安定だけが幸せとは限りません。
休日に仕事の心配をせず、自分の時間を自分のために使えること。
私にとって、それは何より大きな変化でした。
社員を辞めてよかった。
でも、私の働き方探しはまだ終わっていません。
これからも、年齢や体力に合った、自分らしい働き方を探していきたいと思っています。
もし今、仕事を辞めたいと悩んでいる方がいたら、ぜひ辞めたあとの生活についても少しずつ準備してみてください。
私の経験が、これからの働き方を考えるきっかけになればうれしいです。
社員からパートに変わって感じた、責任の軽さや自分の時間が増えたことについても書いています。
▶ 社員からパートへ。50代で働き方を変えて感じた「気持ちの余白」


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